平均家庭の生命保険料は年々低下しています


みなさんのご家庭では、生命保険料をどれくらい負担されていますでしょうか?

最新の調査結果では、年間約38万5千円となっています。(2015年9月17日生命保険文化センター発表
この金額は、前回調査の2012年度より3万1千円少ない金額となっていて、2003年度の53万3千円をピークに年々低下しています。

経済の低迷が長期化し、家計の中で保険料を見直して安くしようとする動きが止まらないことや、保険種類の中心が解約してもお金の帰ってこない預金の性格無いものに変わってきていることなどが原因として考えられます。

保険会社も新しい商品を発売する時には、補償の充実と併せて保険料の安さをアピールポイントの1つと位置づけている事が多くなってきています。

生命保険は一度契約すると、きっかけが無いと見直すことせず長い期間お付き合いをすることが多い商品です。

毎年のように新しい保険商品が発表されていますので、プロに保険見直しの相談をされると、想像以上に安くなるかもしれませんよ。

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保険は不完全な商品です

保険は不完全な商品です。

と書いてしまいますと不謹慎ではありますがこれはある意味事実だと思っています。

 

保険が活用されるのがどんな場合なのかを例を上げてみますと

・交通事故を起こしてしまった

・火事にあってしまった

・ケガや病気で入院してしまった

・一家の大黒柱が亡くなってしまった

・事業でミスを起こしてお客様に迷惑をかけてしまった

など、何らかの困ったことが起こった場合です。

そのような困ったことが起こった場合に保険がお客様のお役に立てる部分は「金銭的補償に限られる」という事実が浮かび上がってきます。

・交通事故の相手方の車の修理費やケガの治療費

・焼損した建物の修繕費

・入院期間の入院治療費

・死亡された後に残された遺族の生活費

・お客様への賠償金

など、お金を支払って問題の解決を図ろうというものです。

それぞれのアクシデントの当事者の方の精神的ダメージ、対外的ダメージなどはお金では計ることができないので直接的に補償されるものではありません。

 

保険会社は示談交渉サービスや各種事務代行などでお客様のお役に立てるように事故処理を行ってくれますが、それでも様々なお金で計れないダメージを全てカバーできるものではありません。

アクシデントの解決は、当事者の方と保険会社が協力しあって時間を掛けて一つづつ対応していくしか方法がありません。

困ったときの保険会社頼みというお客様の気持ちにお応えできるのは、お客様と一緒に考え行動できる保険代理店というお仕事しかないと自負しています。

 

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ガン保険を検討する前に医療保険を検討しましょう

TVコマーシャルなどでも「がん保険」をPRしていますので皆さんご存知でしょう。

昔はがんは不治の病といわれたほど世間では恐れられていました。

最近の医療技術の進歩で通院で治療ができるがんもあるとはいうものの、一度罹ると長い治療期間と高額な治療費が負担となります。

そのような時に安心して治療を受けるために「がん保険」はとっても有効だと言えます。

でも、「がん保険」はその名前のとおり「がん」の治療に限定していますのでそれ以外の病気やケガによる入院治療には当然ながら保険金が支払われません。

確率的に人口の半分に当たる方が、生涯に一度は癌による治療を受けると言われています。

逆の言い方をすれば半分の方はがんとは縁のない一生を送ることが出来るのです。

ガンに限らず全ての病気とケガによる入院治療に備える保険に「医療保険」があります。

「がん保険に入っていないとがんの時に保険がもらえないのではないですか?」とお客さまに尋ねられるのですが医療保険の保険金はがんによる入院治療時にももちろん受け取ることが出来ます。

生命保険は原則健康なときにしか入ることが出来ませんので将来どのような病気で自分自身が入院するのかをイメージするのは難しいのですが、幅広い病気の入院治療をカバーする「医療保険」で備えた上でさらに上乗せの補償として「がん保険」が必要かどうかを検討することが賢明だと言えます。

 

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事実婚のご夫婦も、保険金の受取人となれます

生命保険の死亡保険金の受取人は、多くのご家庭が配偶者にされています。
ご夫婦と子供さんというモデルケース的なご家族であれば、ご主人の死亡保険金を奥様が受け取るのは当然のことですので問題はありません。
しかし、家族のスタイルも最近は多様になってきています。

以前は婚姻届を出されていないご夫婦は同居期間や子供さんの有無に関係なく死亡保険金の受取人となることは出来ませんでした。
しかし最近では「夫婦別姓」「事実婚」といろいろな呼び方をされますが、入籍されない夫婦というスタイルを選ばれる方が少しずつ増えてきている流れを受けて、そのような「事実婚」のご家族でも死亡保険金の受取人として認める保険会社が増えてきています。

ある保険会社では、同居期間が概ね3年を超えると死亡保険金受取人となることを認めています。

私の知る範囲では「同性婚」のご夫婦が保険金の受取人となることを認めている会社はないようですが、将来はそのようなご家族でも死亡保険金の受取人となれる社会になるかもしれませんね。

 

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保険の相談は誰にする?

16.新年度から始めたい! 人気の習い事5選

新年度になりますと、新社会人に向けたいろいろなアドバイスがネット上にも飛び交います。
そんな中では、仕事への取り組み方や社会人としての人との付き合い方など、大人として生活するのに必要な先輩たちの珠玉の言葉が詰まっています。

そのアドバイスの中で、お金との付き合い方をアドバイスしているコラムをいくつか拝見しました。
・給料の中から自己投資へ回す分を優先的に確保しろ
・計画的に預金しろ
と、有意義なアドバイスが並んでいます。

そんな中で、「保険の加入などの決断は信頼のおける親や先輩に相談してから決めること」という項目を上げているコラムがありました。

信頼のおける人に相談するのは良いのですが、親や先輩がお金や保険のことについて勉強されている方でないことが多い事実に気をつけなければなりません。
先輩が中途半端な知識で良かれと思ってしたアドバイスが間違っていたとしても、その先輩は責任をとってくれません。

どんな仕事にもプロがいらっしゃるように、保険にもプロと呼ばれる人たちがいます。
・保険代理士
・生命保険FP
・フィナンシャルプランナー
などの資格を持っている人達です。

良いアドバイザーに相談することで、回り道を避けることができます。

 

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相続税納税資金としての生命保険

2015年4月から税制改正がおこなわれて、相続税の課税対象となる方が増えると予想されています。

これまでは相続財産が控除額の範囲に収まっていたので相続税支払い対象とならなかった方が、お亡くなりになる時期が4月以降になっただけで相続税支払いの対象になることが実際に起こりえます。

相続財産が預貯金などの現金などであれば、その現金で相続税を支払うことができますので問題はありません。

しかし、相続税支払いの対象となる方の多くは、相続財産を不動産や自社株などの換金性の低いものの形で相続されることが多くあります。
相続された方が納税資金として現金を準備出来ればいいのですが、相続を受けられる方の多くは子供の教育資金や住宅ローンなど支出のかさむ世代ですので、一度に現金を準備するのが難しいケースが多くあります。
そうなると換金性の低い相続財産を慌てて処分するとか、必要な不動産を物納するなど、煩雑な手続きで泣く泣く財産を手放す必要があります。

相続税の納税資金を生命保険で準備しておけば、相続発生後時間をあけずに現金を手にすることができますので、少なくとも相続税の心配だけは回避することができます。
ただし、生命保険で相続時のトラブルを避けるには、どのように老後を過ごすのかを見据えて若い時からの準備が必要となります。

 

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見直すことを前提に生命保険に入る

生命保険に入るきっかけは人によって様々ですが、将来の不安に備えたいという思いは皆さん同じです。

最近でこそご自身で勉強して生命保険を見直すことが珍しくないようになってきましたが、以前は保険のセールスに言われるがままに入っておいでの方がたくさんおいででした。
しかし現在では、生活スタイルや家族構成の変化に応じて必要な補償が変わりますので、その変化に合わせて生命保険を見直される方が増えてきています。

生命保険の見直しで、これまで掛けてきた保険をすべてリセットして新たに入り直すということもあるでしょうが、これまでの契約内容を生かして新しく構築するほうがお得なケースもあります。
そのようなこれまでの契約を生かして見直すことがしやすいように予め準備しておく方法がいくつかありますが、その一つが大きな補償一つを二つに分割して補償を組み立てる方法です。

例えば死亡保障5,000万円を2,500万円×2=5,000円とするとか、入院日額10,000円に医療補償を5,000円×2=10,000円とする形です。
基本的に半分の補償を二つ積み上げても、毎月の負担は変わりません。

この分割して補償を組み立てることのメリットは、将来の生活スタイルの変化に対応しやすくなるということがあります。

例えば、子供さんが小さい時には生活を支える方の死亡保険金はボリュームが必要となりますが、子供さんが学校を卒業された後などは必要となる死亡保険金額は小さくなります。そのような場合には半分だけを解約して残る半分を残しておくことで月々の負担を減らすことが可能となります。

生命保管料は契約時の年齢や健康状態で毎月の保険料が決まります。若い時に入った保険は安い保険料のままで継続することになりますが、見直しをすると見直し時点の年齢で保険料を計算しますので保険料はそれまでの負担額より大きくなることが避けられません。

保険商品は日々変化して毎年のように新商品が発売されますが、その新商品が必ずしもお客さまのスタイルに合致したものとは限りません。新しい商品のある部分は魅力的ではあるけれど、ある部分はこれまでの商品のほうが自分にマッチしているというケースは、お客様から見直しの相談を受ける時によくある悩みです。

そのような場合にも半分ずつの契約にしておけば片方の見直しでこれまでの商品を残しておくことができます。

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生命保険の保険料を安く抑える

生命保険の保険料は、住居費や教育費などと同じように家計の中の固定費として毎月支払いが発生しますのでできるだけ安く抑えたいと思うところです。

保険料を安く抑えるために生命保険を見直されることも実際多いのですが、同じ保険に入るのでも安く入ることができる方法があります。

一部の保険会社の商品では、保険の対象となる方(被保険者といいます)の健康状態や喫煙習慣の有無、更にゴールド免許の有無や自動車保険の無事故等級などを確認して、生命保険料を安く設定することができる保険商品があります。

これらの割引を上手に活用すると、20%程度保険料を安く抑えることができるケースが有りますので、見逃すことはできません。

生命保険料を安くするのは、日頃の健康管理と安全運転の心がけです。

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生活習慣病でも生命保険

病気になって入院や手術をしたら、それ以降生命保険に入ることができない。

そのようにお考えの方が多いと思います。

実際に入院手術の後に、生命保険を見直そうとして保険会社に断られた経験をされた方もたくさんいらっしゃいます。

でも、最近は少し様子が変わってきています。

入院手術時に役立つ医療保険や、死亡保険金を受け取る終身保険に「緩和型」と呼ばれる加入基準を低く設定してある保険が各社から発売されています。

この「緩和型」は「通常型」と比べると、毎月の保険料負担は少し高くなる代わりに加入時の告知基準を低く設定してあります。

過去に入院手術を受けられた方や

持病のある方でお薬を飲まれている方

などが一定の基準を満たすと加入することができます。

 

では、「緩和型」を取り扱っていない会社の生命保険には絶対に入ることができないのでしょうか?

そうとは限りません。

保険会社はそれぞれの判断基準を持っていますので、継続的にお薬を飲んでいる方でも加入できることが多くあります。

その場合には保険料負担が通常より高くなる。とか一定の部位症状についてはある期間保険の対象にならない。などの「特別条件」が付くことが多いのですが、ある保険会社や商品、または担当者が気に入っている場合など、はじめから諦めるのではなく一度事前審査を受けてみられることをお勧めます。

お薬を飲んでいても、案外お気に入りの保険に入れるかもしれませんよ。

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