医療保険には指定代理請求権者を指定できます

生命保険会社のCMなどで盛んに宣伝されていますので皆さんもよくご存知の「医療保険」

事故やケガで入院治療を行ったときに、入院の日数や手術の程度に合わせて保険金をお支払いする保険です

この医療保険は、入院をして保険金の請求をする場合には、原則契約者本人が保険金の請求をする必要があります

病気にせよケガにせよ、ご本人に意識がある状態であれば問題とはなりません

ですが意識不明の状態での入院治療が続いている場合には、ご本人以外のご家族が保険金の請求をせざるを得ないのですが、建前として保険会社はご本人以外の方からの保険金請求を認めてはいません

そこで、契約者本人が意識不明状態に陥って保険金請求ができない場合に備えて、あらかじめ保険金の請求手続きを行う指定代理請求権者を指定することができます

契約者本人の意識がない状態のほか、手の運動機能障害で書類に記入ができない場合や、脳に損傷を受けたり痴呆状態になって判断ができないような状態になった場合にも、スムーズに保険金の請求をすることができます

ご自身が入院して意識がなくなる状態など想像したくはありませんが、不測の事態に備えるのが保険の意義ですので、今一度確認されてはいかがでしょうか?

安い生命保険が得だとは限りません

人生の買い物で住まいの購入に次いで高価な商品だとも言われます生命保険。
何とかして安くしたいとは思いませんか?

生命保険に限らず、住宅や自動車などの耐久消費財は入り口から出口までをトータルで考えないとお得な買い物なのかどうかは判断できません。
入り口から出口までとは、購入してから売却するまでの時間の経過を計算に入れるということです。

例えば自動車の例で考えてみますと、購入価格と所有期間中のいろいろな諸経費を合算したものから手放す時の売却価格を引き算すると入り口から出口までの総金額が計算できることになります。
しかしこの金額は生活スタイルによって人それぞれ変わってきます。
毎日のガソリン代が節約されるからと電気自動車やハイブリッド車を選択される方もおられるでしょうが、もともと電気自動車やハイブリッド車は車両価格が高い設定がされている傾向にあり、ガソリン代でその差額を回収するには一定の(しかもそれなりに長い)走行距離を必要とします。
そして手放す時の自動車の状態(走行距離やキズの有無、車種の人気度)などで売却価格は大きく変動します。
つまり全ての人にとって等しく得になる商品はあり得ないということです。

生命保険も同じことです。
死亡保険金が5000万円の保険を組み立てた時に、お客様の性別、年齢、そして保険期間でお客様が支払う保険料は同じななりますが、お客様の条件によってお得度合いは変わってきます。

さらに、同じ死亡保険金が5000万円の生命保険でも、解約返戻金があるタイプは返戻金がないタイプに比べて毎月の保険料は高くはなりますが、契約後一定期間経って解約することを前提に計算するとお得度合いが逆転することも多くあります。

生命保険は長期間に亘る契約です。
入り口から出口まで(契約から解約まで)を横断的に検討してお得な保険を見つけてください。

対人保険と自賠責保険

自動車を購入する時に必ず加入する事になる自動車賠償責任保険、普通は自賠責保険と縮めて呼ばれますが、事故の相手がケガされた時にだけ保険金額が支払われる事はご存知でしょうか?

自賠責保険は交通事故でケガをされた方が治療を経済的な心配無く受けられるように、また不幸にして亡くなられた時に残された家族が生活できるように被害者保護の見地で設けられている国の制度です。

ですから、エンジンが付いていて運転するのに免許証が必要な自動車、バイクなどはすべて加入が義務付けられていますので強制保険と呼ばれることもあります。

この自賠責保険と任意保険の中の対人賠償は、被害者のケガに対して支払われるという面では同じですが、自賠責保険は原則的に被害者の過失割合を考慮しないのに対し任意保険は被害者の過失割合を考慮して保険金を支払われることが大きな違いです。

自賠責保険が過失割合を考慮しないとは、基本的に保険金額が削減されずに支払われるということです。

ですので、実際にケガをされた方への補償は限度額(治療費120万円、後遺障害4000万円、死亡3000万円)までは自賠責保険からの支払いを優先させます。

その限度額を超える治療費や死亡補償が必要な事になってはじめて任意保険が支払われる事になります。

事故を起こして保険金を支払うと翌年以降3年間は保険料が上がりますが、対人賠償のみの支払いですと自賠責保険の支払い範囲内で治療が終了して任意保険の支払いが無いことがあります。もちろんその場合翌年以降以降の保険料の上昇は起こりません。

このように見ていくと、ひとつの事故でも保険会社の中でいろいろな調整がされている事が想像できると思います。

保険に入るときに事故の起こった時のことを想像するのは難しいことでしょうが、事故の処理をスムーズにすすめるためにも任意保険と自賠責保険は同じ保険会社、同じ代理店でお手続きされる事が望ましいと言えます。

自動車保険の取り扱いをしています代理店でしたら、車検の時に予め連絡するだけで自賠責保険を届けてくださいます。

車検を受ける前には代理店に連絡してくださいね。

動産総合保険をご存知ですか?

カメラマンの撮影機材や、バンド活動を積極的にされている方の楽器など業務や趣味で使う高価な道具が破損したり盗難された時に、その修理費や再購入費を賄うことのできる動産総合保険はご存じでしょうか?

火災保険では、一個または一組の価格が30万円を超える高価な動産は明記物件として、種類、形状、購入価格などを明記して保険会社に届けなければならず、また基本的には建物外に持ちだした時には補償の対象外となります。

しかし動産総合保険は、業務中であろうと、建物外であろうと、保険の対象物が日本国内で起きたアクシデントで破損したり盗難にあった時には、最初に設定した約定金額を限度として保険金をお支払いできます。(老朽化による構造上の不具合、故障などは対象外となります)

業務で持ち出すことの多い高価な装備品や、大切な趣味の道具などには動産総合保険をご検討ください。

保険見直しは何のため?

皆さんが保険を見なおそうと考えるのはどんな時でしょうか?

「家族のために補償を充実させたい」「代理店を変えたい」etc…
でも一番多い理由は「保険料を節約したい」というものでしょう。

TVでもたくさんの保険会社から選べる!とアピールしているコマーシャルを拝見しますが、生命保険にしても損害保険にしても各保険会社の保険商品はどれもどんぐりの背比べだというのが本当のところです。

それよりも、どのような補償が必要でそれに対して保険でどれだけ手当するかをきちんとヒアリングして提案に落とし込むことが大切です。

お金を掛ければ(必要かどうかは別にして)大きな補償を得られますし、(必要額を無視して)補償を削れば保険料の負担は軽くすることができます。

「なんとなく不安だから」「周りのみんなが保険に入っているから」「営業マンから勧められたから」という理由で保険にはいるのが悪いわけではありませんが、その時に何のためにその生命保険なり損害保険を契約するのか、保険以外にその不安リスクに備えることはできないのかを自分なりに考えてみることをお勧めします。

未活用不動産の活用方法は早めにご相談を

現在のお住まいの他に、ご両親のお住まいを管理されておいでの方もおいでだと思います。

ご両親がお元気なときは思い出の詰まった実家があるというのは精神的な支柱として心強いものです。

そんなご実家も、ご両親が高齢になられてくると保全管理することが少しづつ難しくなってきます。

最近では自治体が各種指標を作って空き家が増えないように不動産所有者に努力目標を提示しているところも増えてきています。

 

いろいろな考え方ができるでしょうが、不動産を取り巻く市況はこれからも良くなる可能性は低いと考えています。

その要因として

高齢化社会が進行することで不動産を新規に購入する意欲を持つ若年層が相対的に減少すること。

派遣労働者やフリーターなど不安定な職業に就いている人の比率が増えてきていて、若年層の中でも住宅ローンを組んで購入することができる勤労者が目減りしてきていること。

家族構成が夫婦と長男長女の4人家族がスタンダードとなり、その長男長女が結婚した時にはどちらかの実家に居住することで、数的には新規の住宅購入の必要性が少なくなること。

などの要因が考えられます。

 

そのような時には、換金性の低い不動産ほど手放して現金化しておくほうが良いと思われます。

また、分割の出来無い不動産は相続が発生した時に相続人の間で争いの原因となることも多く見受けられます。

 

生まれ育った実家を処分するとなると、多くの思い出を手放すことに抵抗を感じることはよくわかりますが、経済的有効性から物事を判断することも必要な場合もあると思われます。

 

 

家財道具にも火災保険を

火災保険に入られている方、その保険金額は足りていますか?

保険料を安くするために不十分な保険金額を設定されていると、事故に遭ったときに充分な補償を受けることができません。

ところで、家財道具には火災保険を掛けておられますか?

「うちにはたいした物はないから」「夫婦ふたりだけだから」などと家財道具に火災保険を掛けられないとお答えになる方がおられます。

 

お住いが全焼することは少ないでしょうが、お台所や給湯器火災などの小さなボヤの場合にも、煙やススそして消火活動による放水で家財道具に大きな損害を受けることがあります。。

家財道具にはそれこそ、下着やタオルという日用品までが補償の対象となります。

事故のあとにそれらを一度に揃えるのはまとまった金額となります。

必ず、建物と家財はセットでご加入ください。

保険は不完全な商品です

保険は不完全な商品です。

と書いてしまいますと不謹慎ではありますがこれはある意味事実だと思っています。

 

保険が活用されるのがどんな場合なのかを例を上げてみますと

・交通事故を起こしてしまった

・火事にあってしまった

・ケガや病気で入院してしまった

・一家の大黒柱が亡くなってしまった

・事業でミスを起こしてお客様に迷惑をかけてしまった

など、何らかの困ったことが起こった場合です。

そのような困ったことが起こった場合に保険がお客様のお役に立てる部分は「金銭的補償に限られる」という事実が浮かび上がってきます。

・交通事故の相手方の車の修理費やケガの治療費

・焼損した建物の修繕費

・入院期間の入院治療費

・死亡された後に残された遺族の生活費

・お客様への賠償金

など、お金を支払って問題の解決を図ろうというものです。

それぞれのアクシデントの当事者の方の精神的ダメージ、対外的ダメージなどはお金では計ることができないので直接的に補償されるものではありません。

 

保険会社は示談交渉サービスや各種事務代行などでお客様のお役に立てるように事故処理を行ってくれますが、それでも様々なお金で計れないダメージを全てカバーできるものではありません。

アクシデントの解決は、当事者の方と保険会社が協力しあって時間を掛けて一つづつ対応していくしか方法がありません。

困ったときの保険会社頼みというお客様の気持ちにお応えできるのは、お客様と一緒に考え行動できる保険代理店というお仕事しかないと自負しています。

 

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