火災保険の建物保険金額の設定の仕方

火災保険を掛けようとするときに保険金額(補償の大きさ)はどのようにして決めればいいのでしょうか?

お客様からとお話していますと「我が家は古い建物で価値がないから小さな補償でいいよ」とおっしゃる方が多いことに驚きます。

 

火災保険の保険金額の基本的な考え方は、同じ大きさ同じグレードの建物を立て直すのにはどれだけの金額が必要なのか?ということです。(再調達価格と呼びます)

例えば、建築費を2000万円掛けて住宅を建てたとします。

この場合、火災保険の保険金額は2000万円とすることはとても納得できますね。

では、その建物が30年経った時にはどうでしょう?

不動産評価的な見方をすれば減価償却によって建物価値はないに等しくなりますが、同じ大きさ同じグレードの建物を建てようとした場合には、物価変動を考えないとやはり2000万円となります。

 

極端に小さな保険金額を設定した場合には、建物の一部がボヤなどで焼損した場合に修理費全額が支払われず、適正な保険金額と掛けられている保険金額との割合で減額して保険金が支払われる「比例てん補」となることがあります。

正しい保険金額を設定するようにしましょう。

 

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