生命保険、更新型と終身型

生命保険のCMで「一生保険料が上がりません」って聞いたことありませんか?

最近の生命保険は保険料がずっと一緒の終身型が多くなっています。

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少し前までの生命保険の主流は、10年程度で保険料が上がる更新型でした。
一般的に年齢が上がるほど病気にかかる確率が上がり、お亡くなりになるかたも増えてきますので、若い時よりも高い保険料を負担していただくことになります。
若いときには若い年齢の保険料を、年齢を重ねた方にはその年齢に見あった保険料を負担していただくことになります。

年齢が上がれば給与所得が右肩上がりで上がっていく時代には合理的であったともいえますが、最近は年功序列の給与体系が危ぶまれて来ている最近ではミスマッチと言えなくもありません。
そして一番の問題点は退職されて所得が減った時にも、定期的に保険料が上がっていくことです。
50代で保険料がアップすると毎月の負担増は大きく、支払う保険料にあわせて補償を縮小されると、必要な補償額を確保できないケースもおこります。
退職年齢は生活習慣病世代でもありますので、保険の見直しにもいろいろと制限が出てきます。

20代、30代では生活スタイルや家族構成が変動しやすいので、一生涯の補償を組み立てても変更を強いられることもあります。
この時期には更新型を組み合わせて保険料負担を小さくすることには意味がありますが、その場合将来の負担増が必ずやってきますので、忘れずに定期的に内容を見直す必要があります。

更新型と終身型、
それぞれの特徴を把握して、賢く保険と付き合ってください。

 

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