年配の方の保険見直しは難しい

保険の内容を見直して、負担を軽くしたいと思うのは老若男女に違いはありません。
しかし、思うように負担を軽減できるかどうかとなると年令によって大きな違いがあります。

お客様にとって保険とはよくわからないものです。
そのよくわからないものに対して大きな金額を支払っていくのですが、無駄を省きたい、自分にフィットしたものにしたい、と思ってもどこをどうすれば良いのかはわかりにくいものです。
そこでテレビでコマーシャルをやっているところや、ショッピングモールに出店している店舗に相談に行かれることになるのですが、どこに相談に行っても打ち出の小槌から驚くような提案がされることはなかなかありません。

それは、
今入っている保険が契約した時から時間が経っているので、ご本人の年齢が上がることによって負担が上がっていること。
今入っている保険が、すでに負担を少なくするように見なおした形で軽減する余地が少ないこと。
などがあります。

ひと昔前ですと、保険の見直し自体が保険会社のコントロールで行われていたので、無駄な特約を外すことで安くすることができました。
しかしこの十年くらいはお客様の意識も高まり、それに合わせて提案型の保険セールスも一般的になってきていますので、保険会社の思うままに高い保険を契約されるお客様が減っていることがあります。

乾いたタオルを絞ることが難しいのとは違う意味で、年配の方の保険見直しは難しい面があります。

それは、健康状態と年齢です。

二十代三十代と比べるとどうしても五十代以降の方は健康上の不安を持ってられる方が増えてきます。
基本的に生命保険は、健康上の不安を持ってられない方しか契約することができません。
持病を持ってられるかたは本人がどれだけ切り替えを希望しても、契約の内容が大きく制限されてしまいます。

さらに健康な方であっても、統計上五十代以上の方は健康を損なう確率がアップしますので、そのリスクが保険料の高さに反映されています。
希望する保険の内容であっても、支払い続けることができない高い保険料ではご契約することができません。

どうしても、年配の方の保険見直しはいろいろな部分で妥協する必要が出てきますので、若い方に比べると難しい選択を迫られます。

できるだけ若い時期に、将来を見越した形で保険を組み立てておくことが理想的です。

 

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生命保険、更新型と終身型

生命保険のCMで「一生保険料が上がりません」って聞いたことありませんか?

最近の生命保険は保険料がずっと一緒の終身型が多くなっています。

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少し前までの生命保険の主流は、10年程度で保険料が上がる更新型でした。
一般的に年齢が上がるほど病気にかかる確率が上がり、お亡くなりになるかたも増えてきますので、若い時よりも高い保険料を負担していただくことになります。
若いときには若い年齢の保険料を、年齢を重ねた方にはその年齢に見あった保険料を負担していただくことになります。

年齢が上がれば給与所得が右肩上がりで上がっていく時代には合理的であったともいえますが、最近は年功序列の給与体系が危ぶまれて来ている最近ではミスマッチと言えなくもありません。
そして一番の問題点は退職されて所得が減った時にも、定期的に保険料が上がっていくことです。
50代で保険料がアップすると毎月の負担増は大きく、支払う保険料にあわせて補償を縮小されると、必要な補償額を確保できないケースもおこります。
退職年齢は生活習慣病世代でもありますので、保険の見直しにもいろいろと制限が出てきます。

20代、30代では生活スタイルや家族構成が変動しやすいので、一生涯の補償を組み立てても変更を強いられることもあります。
この時期には更新型を組み合わせて保険料負担を小さくすることには意味がありますが、その場合将来の負担増が必ずやってきますので、忘れずに定期的に内容を見直す必要があります。

更新型と終身型、
それぞれの特徴を把握して、賢く保険と付き合ってください。

 

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社長さんの生命保険

日本の企業の90%以上を占めると言われています中小企業。

日本人の40人に一人は中小企業の社長さんだというデータもあります。

そんな社長さんは、大事な会社のため、大事な社員のため、大事な取引先のために大きな生命保険に入ってられるケースがとってもたくさんあります。

もちろん、社長さん一人の信用で成り立っていることが多い中小企業にとって、社長さんに万一のことが起こった時のことを考えて保険に入られることは大切なことですし、私も社長さんにはそのようにお話しています。

そこまで考えられる社長さんにもう一歩踏み込んだ備えを提案。

社長さんの大切なご家族への備えは十分ですか?

会社名義で社長さんに掛けてある保険の受取人は会社です。

社長さんが亡くなって、生命保険金を会社が受け取って借金の返済や取引先への支払い、従業員さんへの給料などを支払ったあと、仮に保険金が残ったとしてもそれは会社のお金ですので、簡単に社長さんのご遺族に渡すことはできません。

会社も大切ですが、ご家族も大切です。

残されたご遺族が不安なく暮らすことができるように、社長さんも個人で生命保険に入られることが大切です。

 

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独身女性の保険設計

先日永年お付き合いをさせていただいていますお客様より、「娘の保険を組み立ててもらいたい。それもできるだけ安く」とのご依頼を頂戴しました。

お話をお伺いすると、
今すぐの結婚予定はない。
非正規雇用なので収入が少なくあまり保険にお金を払えない。
今は親と同居だが、自立願望はある。
とのことでした。

そこで、
ベースとしての入院に備える「医療保険」と、小さい死亡保障の「終身保険」の組み合わせでご提案しました。
その結果、すべての病気とケガによる入院に「医療保険」に、女性特有の病気の補償を厚くした女性特約をセットしてご契約いただきました。

あまり知られていませんが、女性疾病特約は乳房や子宮など女性特有の病気はもちろんですが、すべてのガンが支払い対象となって厚い補償を受けることができます。
女性は男性と比べてガンに罹りやすいという統計が出ていますので、女性特約にがんの補償が含まれているのでしょう。
女性特約は比較的小さな負担でしっかりとした補償をうけることができますので、女性の方には大変お勧めです。

 

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