保険見直しは何のため?

皆さんが保険を見なおそうと考えるのはどんな時でしょうか?

「家族のために補償を充実させたい」「代理店を変えたい」etc…
でも一番多い理由は「保険料を節約したい」というものでしょう。

TVでもたくさんの保険会社から選べる!とアピールしているコマーシャルを拝見しますが、生命保険にしても損害保険にしても各保険会社の保険商品はどれもどんぐりの背比べだというのが本当のところです。

それよりも、どのような補償が必要でそれに対して保険でどれだけ手当するかをきちんとヒアリングして提案に落とし込むことが大切です。

お金を掛ければ(必要かどうかは別にして)大きな補償を得られますし、(必要額を無視して)補償を削れば保険料の負担は軽くすることができます。

「なんとなく不安だから」「周りのみんなが保険に入っているから」「営業マンから勧められたから」という理由で保険にはいるのが悪いわけではありませんが、その時に何のためにその生命保険なり損害保険を契約するのか、保険以外にその不安リスクに備えることはできないのかを自分なりに考えてみることをお勧めします。

家財道具にも火災保険を

火災保険に入られている方、その保険金額は足りていますか?

保険料を安くするために不十分な保険金額を設定されていると、事故に遭ったときに充分な補償を受けることができません。

ところで、家財道具には火災保険を掛けておられますか?

「うちにはたいした物はないから」「夫婦ふたりだけだから」などと家財道具に火災保険を掛けられないとお答えになる方がおられます。

 

お住いが全焼することは少ないでしょうが、お台所や給湯器火災などの小さなボヤの場合にも、煙やススそして消火活動による放水で家財道具に大きな損害を受けることがあります。。

家財道具にはそれこそ、下着やタオルという日用品までが補償の対象となります。

事故のあとにそれらを一度に揃えるのはまとまった金額となります。

必ず、建物と家財はセットでご加入ください。

セカンドオピニオンサービス


病気に罹った時に主治医とは別のお医者さまに診察をしてもらって治療法のアドバイスを受けることをセカンドオピニオンということをご存知でしょう。

でも、自分や家族が入院時した時にどこの病院のお医者さまに聞けば的確なアドバイスを受けることができるかは具体的にイメージすることが難しいのではないでしょうか。

 

現在では保険会社が特徴的なサービスを提供していますが、その中に医療のセカンドオピニオンサービスを提供している会社があります。

自動車保険のレッカーサービスや火災保険の鍵開け駆けつけサービスなどと同じように、生命保険の付加サービスも保険選びの基準に加えて判断されてはいかがでしょうか?

余裕がなければしっかりと保険にはいろう

自由になるお金に余裕がないから毎月支払う保険料を切り詰めたい。

そういうお申し出をよく受けます。

確かに、毎月固定費として支払う保険料を節約したいという気持ちは私もよくわかります。

 

でも保険を使って解決しなければならないトラブルにあった場合に切り詰めた保険で大丈夫でしょうか?

損害保険ならば自動車事故や住宅の火災、生命保険なら急病による入院や不慮の事故で死亡した時。

余裕資金がたくさんあるのでしたらベーシックな保険だけでも生活再建は可能です。それこそ、貸し金庫に億の単位の現金を持っているならば保険に入る意味自体が希薄になってきます。

しかし多くの方にとっての預貯金は、子供さんの教育資金やマイホーム建設、またはご自身の老後への蓄えなど使いみちの予定されたお金のはずです。

それらの預貯金を崩すことなくトラブルを解決し生活再建をするために多くの保険商品が存在します。

 

例えば

自動車保険の特約に「弁護士費用特約」というものがあります。

自動車保険には基本「示談交渉」を保険会社がしてくれるサービスがついていますが、これは相手方との交渉がまとまらない場合に弁護士に依頼して解決を図るものです。この特約を使わなければ解決できない事故は解決に時間がかかることが多いのですが、弁護士に介入してもらうとこで、時間の短縮と相手方からの賠償金をもらうことができる効果が期待できます。

また、生命保険の特約に「入院・手術一時金特約」「がん診断一時金特約」などがあります。

急病や事故で病院に搬送され手術入院された時に、入院日数にかかわらず保険金を受け取る特約です。病院に搬送されて入院となった時には一時的に支払う金額が多額になるケースが多くあります。そのような一時的な経済負担を緩和することが期待できます。

保険のベーシックな補償を充実させるのはもちろんですが、保険会社が用意している特約部分を検討することでトラブル後の生活再建をスムーズにすることができます。

やみくもに保険料を節約することが必ずしも経済的でない場合があることも認識しておいてください。

地震保険をグレードアップ!

火災保険とセットすることで地震や津波による建物・家財の損害をカバーする地震保険は皆さんご存知でしょう。

この地震保険は国の制度として各損害保険会社が取り扱っていますので、どこの会社で契約されても同じ契約内容で契約することができますが、必ず火災保険とセットとしなければなりません。(火災保険の契約期間中であれば、後から地震保険を追加契約することはできます。)

ただ、巨大地震が発生した時には広範囲に被害が及ぶため、保険金額が火災保険の30%〜50%の範囲でしか決めることができなく、保険金の支払いも損害に応じて保険金額の5%〜100%の4段階と支払いが迅速に行えるように簡略化されています。

ところで国の地震保険の制度をグレードアップする特約を損害保険各社が発売しているのをご存知でしょうか?

巨大地震が発生して建物が崩壊する事は、最近の建築基準で建築された建物の場合に限ればかなり少ないといえます。それよりも地震が原因となって火災が発生した場合には消火作業が間に合わずに類焼することが懸念されます。地震が原因となった火災の場合、通常の火災保険では保証の対象とはならず、地震保険でのみ保険金の支払ができます。

このような地震が原因となる火災によって建物・家財の損害を100%補償する特約が発売されています。

自然災害の地震は、どれだけ人が用心していても逃れることができません。

そのような逃れようのない災害が元で、住宅ローンを二重に抱えるようなことがないように地震保険をご検討ください。

地震保険が改定されました

2016年1月より地震保険が改定されて、全国平均で5.1%の保険料の値上げとなりました。

ただし近畿地区に限定してみてみると、耐火構造の場合では大阪府の-2.9%から和歌山県の-15.3%まで、非耐火構造でも大阪府の-2.5%から和歌山県の-11.3%と軒並み値下がりとなっています。

これは阪神淡路大震災以降高い水準だった地震保険料が少しづつ落ち着いてきているためと考えられます。

また今回の改定では損害区分がこれまでの3区分から4区分へと細分化されています。

これまでは、全損(100%)、半損(50%)、一部損(5%)だったのが、半損が大半損(60%)と小半損(30%)の2つに区分され、より損害の実態にあった保険金の支払いができるようになっています。

地震保険は住宅用の火災保険にセットできる保険ですが、保険期間の途中からでも追加することができます。

近畿地方にお住まいの方は保険料が安くなったこの機会にご検討されませんか?

一生上がらない生命保険は得か?

テレビのコマーシャルでは、

「保険料が一生上がらないので安心です!」

と言っています。

 

確かに10年ごとに保険料がアップする更新型の生命保険と比べると、保険料が変わらないのは安心です。

しかし、更新型の生命保険が契約者の無知に付け込んで販売されていたのは、もう随分と前の話しです。

お客様から特別の希望がない限り、更新型の保険をおすすめすることはありません。

では、コマーシャルでやっている「一生上がらない保険料」はすべてのお客様にメリットがあるのでしょうか?

「保険料が一生上がらない」保険とは、補償が一生続く「終身保険」で保険料を「終身払い」していることになります。

死亡時に保険金を受け取る「終身保険」や、入院時に保険金を受け取る「終身医療保険」などが保険料の終身払いを選ぶことができます。

終身払いのメリットは、保険料の支払い期間が定まっている「支払い期間満了型」と比べて、毎月の支払い保険料が安くなることです。

逆にデメリットとしては、給与所得者の方が定年を迎え収入が減少しても保険料負担が変わらないことです。

これらのメリットとデメリットを比較して、私が終身払いをおすすめするのは

・社会に出てまだ結婚されていない独身の方(結婚されて保険の見直しをすることが多い)

・定年間近やリタイアされた方

です。

働き盛りで子供さんがおいでのご家族などは、定年退職時に保険料をすべて払い終えて終身補償を残すようにご提案することが多いですね。

もちろん、

お客様のライフプランの考え方や世帯収入などを含めて検討しますので、必ずしもこの通りにご提案するわけではありません。

ご夫婦間は無事故等級が引き継げます

自動車保険は、事故を起こさず1年経過すると保険料が割り引かれます。それを保険等級と言って1等級(割増)から20等級(割引)までの20段階有ります。

初めて車を買って自動車保険を契約した時が6等級で、無事故で契約期間を満了するごとに等級が一つずつ上がっていって割引率が大きくなります。

この無事故等級は、一緒に生活されていますご家族間で引き継ぎをすることが認められています。

例えば

・親の契約している自動車を、新しく免許を取った子供が運転するようになった場合

・ご主人の転勤で通勤では使わなくなって、奥様が平日のお買い物に使うことになった場合

などは、契約者を親から子供へ、ご主人から奥様へ変更することができます。

その時に、古い契約者の運転免許がブルーで新しい契約者の運転免許がゴールドだった場合には、新しい契約はもちろんゴールド免許割引を適用させて割安な保険料で契約することができます。

もちろん割引を受けるためだけに契約者の名義を変えることはどこの保険会社も認めていませんので、実情に合わせた契約者の設定が必要なのは言うまでもありません。

ガンが完治すれば保険にはいることができます

どれだけ医療技術が進んでもガンが恐ろしい病気だという印象を持っておいでの方が大半だと思います。

様々な治療法で長期間の闘病を強いられることで、肉体的、精神的、そして経済的にも大きな負担となります。

でも、医療技術の進歩は凄まじく、ガンが完治されるケースも少しづつではありますが増えてきています。

これまでの生命保険(特に医療保険)ではガンに罹って治療を受けたことのある方は、新たに生命保険をご契約いただくことはできませんでした。

でも、保険も医療技術とともに進化しています。

 

ガン治療を終えられて一定年数経過すると、ご契約を可能とする医療保険が発売されています。(定期的な検査を受けてられる期間は治療中とみなされます)

以前にガンの治療を受けた方は、入院や手術などの闘病生活が辛いことを身にしみて感じておられますので、このような保険が契約できるようになったことは生活の安心感がとても大きくなることだと思います。

 

保険の見直し相談なら 保険のセカンドオピニオン オフィスプレシャス

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スマートフォンのカーナビアプリ

毎日の生活にもはや欠かすことのできないツールの一つとなっているスマートフォン。

そんなスマートフォンがカーナビゲーションとしても使えることをご存知でしょうか。

専用のカーナビゲーションシステムと比べて、表示画面が少々小さいというデメリットは有りますが、常に最新の地図が掲載されていたり、渋滞状況がリアルタイムで表示されるなどのメリットも有るので愛用されている方も多数いらっしゃいます。

そんなスマートフォンのカーナビアプリの代表「Yahoo!カーナビ」が三井住友海上の運転力診断と連携したサービスを開始しました。

運転操作をスマートフォンが判断して、加減速やコーナリング時の安定性などを点数で表示してくれます。

http://blog.map.yahoo.co.jp/archives/20151019_carnavi_untenryoku.html

三井住友海上の自動車保険の契約者なら、契約内容を登録することで事故が発生した時にワンタッチで連絡できたり、事故対応をサポートしてくれるサービスの『スマ保』にも対応してくれています。